外装リフォーム

【施工写真有り】ボロボロの共用廊下・階段の劣化はどう直す?防滑シートで新築同様によみがえらせる方法

共用廊下・階段が劣化する理由

共用廊下は、雨風や地震などの影響を受けやすく、年月とともに劣化が進行します。特に長期間手入れが行われないと、次のような問題が発生します。

歩行と荷物の移動による摩耗

日常的に多くの人が行き交う共用部は、歩行や荷物の移動によって床材が摩耗しやすくなります。特に重い荷物や車輪付きカートなどが通ると、摩耗が加速し、表面が傷みやすくなります。

雨風や湿気による劣化

共用部は屋外に面しているため、雨風や湿気の影響を受けやすく、長期間にわたる湿気の浸透がコンクリートや鉄部の劣化を促進します。特に雨水の浸入が繰り返されると、ひび割れやサビが発生しやすくなります。

 地震や振動による影響

地震や大型車の振動によって、床や建材が小さなダメージを受け続けると、ひび割れが広がり、コンクリートが欠ける原因になります。これらの影響が積み重なり、共用部全体の劣化を加速させます。

これらの理由から、定期的なメンテナンスやリフォームを行わないと、共用部の劣化が深刻化し、住民の安全性が損なわれる恐れがあります。

こうした劣化を放置すると、居住者の安全性に大きなリスクを伴うため、早急な対策が必要です。

 

床の補修に防滑シートがオススメの理由

防滑シートは、耐久性と安全性を兼ね備えた素材で、共用廊下のリフォームに最適です。おすすめポイントは以下の通りです

防滑性:滑りにくい表面加工で居住者の転倒リスクを大幅に軽減

防滑シートの滑りにくい表面加工により、雨や湿気の多い時でも足元がしっかり安定し、転倒リスクを大幅に軽減します。特に高齢者や子供がいる家庭にとって、滑りやすい廊下は大きなリスクです。防滑シートを施工することで、共用部を安心して歩ける環境に改善できます。

防水性:雨水の浸入を防ぎ、床の劣化を防止

防滑シートは防水性が高く、雨水や湿気から床材を守ります。水の浸入を防ぐことで、コンクリートのひび割れや鉄部のサビが進行するのを抑え、劣化の加速を防止します。防水性のあるシートで共用部を保護し、長期間安全に利用できる環境を作ります。

メンテナンスフリー:シート自体が劣化しにくく、長期的なメンテナンス費用を削減

防滑シートは耐久性に優れており、長期にわたって劣化が少ないため、頻繁なメンテナンスが不要です。摩耗しにくい素材で、汚れも付きにくいため、清掃も簡単で美観が保てます。維持費が少なく、長期的なコスト削減にもつながるため、管理面でも非常に優れています。

 

防滑防水シート・ビュージスタの施工手順と施工実例写真

以下では田島ルーフィングで製造している防滑防水シート「ビュージスタ」の施工手順と施工実例を紹介します。

※施工ビフォーアフター写真

 

コンクリートの劣化部分を撤去

既存のコンクリート床や塗床材の劣化部分を丁寧に撤去し、ひび割れや欠損を確認します。

※施工ビフォーアフター写真

 

パテ処理

欠損部分にはパテ処理を施し、床面を平滑に整えます。特に共用廊下など人通りの多い場所では、表面が滑らかであることが重要です。

※施工ビフォーアフター写真

 

プライマー・接着剤の塗布

床とシートがしっかりと密着するように、プライマーを塗布し、接着剤を均一に広げます。

※施工ビフォーアフター写真

 

シート敷き込み・切り取り加工

防滑防水シート・ビュージスタを床の形状に合わせて敷き込み、端部や細かい部分をカットして加工します。これにより、見た目も整い、使用感が向上します。

 

シーリング処理

シートの端部にシーリングを行い、防水性を強化。これで水が浸入するリスクを軽減し、床の劣化を防ぎます。

 

 

防滑シート施工で掛かる費用

作業項目 数量 単価 合計
【1階共用廊下】
下地補修
16.3㎡ 600 9,750
下地調整 16.3㎡ 1,800 29,250
長尺シート施工 16.3㎡ 4,800 78,000
長尺シートカット加工 1.0式 36,000 36,000
シート接合部 溶接処理 1.0式 24,000 24,000
端部シーリング処理 35.5m 600 21,300
【2階共用廊下】
下地補修
16.3㎡ 600 9,750
下地調整 16.3㎡ 1,800 29,250
長尺シート施工 16.3㎡ 4,800 78,000
シート接合部 溶接処理 1.0式 21,600 21,600
端部シーリング処理 35.5m 600 21,300
【階段】
下地補修
1.0式 54,000 54,000
下地調整 1.0式 30,000 30,000
階段踏板長尺シート施工 16.0箇所 12,000 192,000
階段踊り場長尺シート施工 2.0箇所 30,000 60,000
端部シーリング処理 24.0m 600 14,400
小計 708,600

防滑シートリフォームの概算見積例になります。廊下の広さや施工箇所の状態、防滑シートの品質や施工方法によって変動するため、詳細な見積が必要な場合はお問合せください。

 

まとめ

劣化が進んだ共用廊下や階段は、防滑防水シートの施工により外観と安全性が大幅に改善する事ができます!

特に田島ルーフィングのビュージスタは、防滑性と防水性に優れており、雨天時でも滑りにくく、居住者が安心して利用できる環境を提供できるため、オススメな材料となります。

また、耐久性が高いため、メンテナンスの頻度が減り、長期的なコスト削減にも寄与します。共用部の劣化にお悩みの再は、防滑シートの施工をぜひ検討してみてください。


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    • この記事を書いた人

    山田 裕貴

    株式会社ビルドクラスタ代表取締役 仙台市を拠点に10年以上にわたりリフォーム業界に従事し、一般住宅や共用住宅など、大小さまざまな工事を1000件以上手がけてきた経験を持つ。豊富な経験と確かな技術で、地域に根ざしたリフォームサービスを提供している。 【保有資格】 1級建築施工管理技士補 2級建築施工管理技士 第二種電気工士

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