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【施工事例】ビルトインオーブンを収納へ!撤去&交換工事の流れと費用を徹底解説

スマートなイメージのあるビルトインオーブン。お料理に心強い存在ですが、壊れてしまった・古くなってきた・使わなくなってきた…そんなとき、どうしたら?と戸惑ってしまう存在でもあります。

ビルトインオーブンは専門知識がないとなかなか交換・修理とはいきません。壊れてしまってもそのままにするしかなく、別途オーブンレンジを購入したという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事ではビルトインオーブンとIHクッキングヒーターを取り外し、新たに収納キャビネットとIHを設置した場合の手順、費用について解説します。一例としてぜひ参考にしていただければと思います。

 

ビルトインオーブンの耐用年数は10年

ビルトインオーブンの耐用年数はおおむね10年とされています。

ガス機器にも人間と同じように寿命があります。お使いの機器が思わぬ事故につながらないよう、10年たったら点検・取替えをご検討ください。
出展:リンナイ

リンナイのほか、その他メーカーでも10年前後が多いです。単純に年数だけでなく使用方法や回数など、環境によって寿命は変わってきます。機器自体だけでなく周りの部材の劣化なども考えられますね。

また、年数が経っていなくても温度が上がらない、異音がする、電源の異常などいつもと違うと感じることがあれば早めに修理・交換の対応を取りましょう。

使わないのであれば今回のように撤去し、収納と新しいIHクッキングヒーターへ取り替えというのも一つですね。

 

撤去後スペースを活用しよう

ビルトインオーブンを撤去し、空いたスペースを収納として活用できます。

 

扉付き収納

扉付き収納
リンナイ コンロ下部キャビネット

スタンダードな収納です。鍋など大きめの道具を入れやすいく、扉で目隠しができ見た目にもすっきりします。電源が利用できればコンセントを設置することも可能です。

 

引き出し収納

調理しながらでも便利な引き出し収納。調理道具を収納するのにぴったりです。

 

オープン収納

あえて扉を付けずオープンにすることで、見やすいだけでなく仕舞う・取り出すが簡易です。多用途に使えます。
この記事では扉付きのキャビネットを設置した例をご紹介しています。あまりオーブンは使わない、という方はぜひ空いたスペースを有効活用してみてください。

 

準備するものと注意点

ビルトインオーブンの撤去、収納キャビネットとIHクッキングヒーターの設置のため必要なものです。

  • 交換用IHクッキングヒーター: 既存スペースに合う製品を選びましょう。既存IHからの取替えであれば寸法さえ合っていれば割と容易です。
  • 収納キャビネット: 撤去後のスペースに設置するため、サイズ選定が肝要です。キッチンの高さ・IHのサイズを加味します。特注品が必要になることも(今回も特注品使用)。
  • スペーサー: IHとキャビネットの間に隙間が生じる場合使用します。

 

ビルトインオーブン撤去と収納・IH設置の流れ

1. 既存オーブンとIHヒーターの撤去

既存オーブンの撤去

オーブンの撤去は必ず二人以上で行います。 重量物のため万が一落下したり、ぶつけてしまうと本体や壁・床を傷つける可能性があります。毛布や柔らかく厚みのある布を床に敷き養生して作業しましょう。

電気オーブンはコンセントを外すだけで撤去できますが、ガスオーブンは有資格者によるガス管のプラグ止め等の処置が必要です。

IHヒーターも同時に取り外します。電源を抜いたあとに周辺部材を取り外し、上に引き上げると取り外し可能です。

 

撤去後

 

2. 撤去箇所の清掃

撤去後のスペースを清掃し、ホコリや汚れを取り除きます。

なかなか内部まで清掃するチャンスはないので、この機会にできるだけキレイにします。

 

3. 収納キャビネットの設置

キャビネット設置

新しい収納キャビネットを設置します。隙間がある場合にはスペーサーで補完します。

 

工事完了 キャビネット

IHに合った黒色の扉付き収納キャビネットです。かさばる調理器具などが収納できるようになって周りもスッキリしますね!

 

4. IHクッキングヒーターの新設

工事完了 IHクッキングヒーター最後にIHを設置し、動作テストを行い正常に稼働することを確認します。

これで完成です!IHも新しくなり非常に使い勝手の良いキッチンになりました。

 

ビルトインオーブン撤去と収納・IH設置にかかる費用

今回の工事費用の見積目安は以下の通りです。

項目数量品番金額(円)
IHヒーター本体1台Panasonic KZ-AN77K250,000
IHヒーター取付工事費1式-20,000
電気オーブン撤去費1式-25,000
キャビネット収納材料費1式-35,000
キャビネット収納取付工事費1式-30,000
小計  360,000

 

ビルトインオーブンをDIYで撤去は非推奨

ご注意いただきたいのは、DIYでの撤去はおすすめできないということです。

ビルトインオーブンは重量物であること、電気の取り扱い、ガスオーブンなら専門業者の取り扱いが必要…など、個人でおこなうにはハードルの高い作業です。

人手や資格が確保できていたとしても、施工ミス、測り間違いなど高リスクです。高価な機器でリカバリーも困難なため、経験ある業者に責任持って施工してもらうのが安心です。

 

ビルトインオーブン撤去作業まとめ

ビルトインオーブンが壊れてしまった、使っていないな。場所がもったいないな…そんな状況であれば、思い切って取り外して使い勝手の良い収納スペースにしてみてはいかがでしょうか。見た目も使い勝手もよくなり、きっとキッチンに立つのが楽しくなりますよ。

当社ではリフォーム、修繕の経験豊富なスタッフが丁寧に対応させていただいております。お客様のご要望を叶えられるよう、高品質な施工とアフターフォローも大切にしています。お住まいで気になることがございましたらぜひお気軽にご相談ください。


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  • この記事を書いた人

山田 裕貴

株式会社ビルドクラスタ代表取締役 仙台市を拠点に10年以上にわたりリフォーム業界に従事し、一般住宅や共用住宅など、大小さまざまな工事を1000件以上手がけてきた経験を持つ。豊富な経験と確かな技術で、地域に根ざしたリフォームサービスを提供している。 【保有資格】 1級建築施工管理技士補 2級建築施工管理技士 第二種電気工士

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