
「フェンスの支柱が1本だけ壊れてしまった…」そんなとき、「部分的な交換はできるの?」と悩む方も多いはず。
実は1本だけの交換も可能ですが、作業にはいくつかの注意点があります。
この記事では、支柱1本を交換する手順や気をつけたいポイントをわかりやすく解説。DIYでできる範囲や、業者に依頼したほうが良いケースもご紹介します!

支柱のトラブルをそのまま放置すると、フェンス全体に負担がかかることもあるよ
支柱交換に必要な材料
支柱交換をスムーズに進めるためには、事前準備がとても大切です。まずは、必要なものをしっかり揃えましょう。
主な材料と道具
- 新しい支柱: 今の支柱と同じ規格を選ぶことが重要です。材質や色も確認しましょう。
- 超速乾モルタル: 作業を時短できる便利なタイプがおすすめ!
- 湿式コアドリル: コンクリートを正確にくり抜くための専用工具です。
- その他: 水平器、スコップ、インパクトドライバーなど、普段使う工具も必要です。
支柱交換の作業手順
支柱交換は、丁寧に進めることで安全性もしっかり確保できて、見た目もキレイに仕上がります。ここでは、作業の流れをステップごとにご紹介します。
フェンス本体の取り外し

フェンス支柱に取り付けられているフェンス本体を取り外します。この際、フェンスを傷つけないよう慎重に作業することが重要です。
古い支柱の撤去

破損した支柱を取り外します。基礎部分の状態を確認し、次のステップに備えましょう。
コンクリート穴の加工

湿式コアドリルを使用して、古い支柱の隣接部に新しい穴をくり抜きます。新しい支柱をしっかり固定するため、必要に応じて穴のサイズと深さを調整します。
新しい支柱の設置

水平器を使い、支柱がまっすぐ立つよう調整します。

モルタルを使って固定し、十分に硬化するまで待機します。
※超速乾モルタルを使用すれば30分~1時間程度でフェンス復旧程度の強度までモルタルが硬化します。
フェンスの復旧作業

モルタルが完全に硬化したら、取り外したパネルを再度取り付けます。最後に全体の水平・垂直を確認して完了です。

完成!


グラついていないか最終確認を忘れずに!
DIYで出来る?それとも業者に頼むべき?
DIYの注意点
- 必要な工具が揃っていないと レンタルや購入が必要になり、思ったより費用がかかることがあります。
- 作業に慣れていないと支柱がまっすぐ立たず、仕上がりが不安定になることもあるので注意が必要です。
業者依頼のメリット
- 専門の工具と技術で迅速に作業が進むので 時間短縮に繋がります。
- 支柱が正確に立てられることで、長く安心して使えるフェンスになります。

プロに依頼すると作業もスムーズで仕上がりもキレイ!迷ったらプロに相談してみよう
よくある質問
超速乾モルタルを使わないとダメ?
作業にどのくらい時間がかかる?
支柱交換の費用はどのくらい?
見積例
以下は支柱交換1本分の費用の参考例です。
項目 | 数量 | 単価 | 金額 |
---|---|---|---|
フェンス支柱 | 1本 | 6,000円 | 6,000円 |
コア抜き作業費 | 1式 | 6,000円 | 6,000円 |
交換工事費 | 1式 | 25,000円 | 25,000円 |
諸経費 | 1式 | 8,000円 | 8,000円 |
小計 | 45,000円 | ||
消費税(10%) | 4,500円 | ||
合計 | 49,500円 |
まとめ
フェンス支柱の交換は、見た目も安全性も維持するために大切な作業です。DIYでも可能ですが 難しい作業や専門的な技術が必要なときは、業者にお願いするのが安心でスムーズです。
フェンスの支柱にトラブルが発生したら、早めに対応することが大切です。お気軽にご相談ください!