こんにちは。
ビルドクラスタの大村です。
浴室内の棚に穴が開いている、というご一報を受けて現場に駆け付けると、まさかの裏面に穴が開いていました。
一体どのような仕業でこのような場所に穴を開けるに至ったのか、根を掘り葉を掘り聞いてみたいところではありましたが、恐らく生まれたままの姿で経絡秘孔を突く練習でもしていたのだろうと推察されたので、深くは聞かないことにしました。
なるほど、驚くべきことに、極めつつある。
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さて、この穴をどうするか。
ただ穴を塞げばいいというのなら、やれることはあんなことやこんなこともあるけれど、直すからには綺麗に直したい。
綺麗というのはつまり補修した痕跡を残さないレベルのことを言うわけですが、かと言って、それはそれであちらこちらの骨が折れる作業になりそうです。
それならばいっそのこと棚そのものを交換した方が良いのではないだろうか。
その方が場合によっては費用も軽く、作業の負担も軽く、作業時間も軽いという3つの軽い、いわゆる「3軽」が実現できるのではなかろうか。
それでいてみんなが幸せです。
そうと決まったら早速「物」の特定です。
メーカー・品番を確認し、検索して探します。
ところがいくら探しても同じ物が見付からないのでした。
古ければ古いほどままあることですが、サーフィンに酔うくらい探しても見付からなかったので、すっかり同じ物を付けることは諦めました。
ならば「違うけど似たような形」の物を付けるのではどうだろうか?ということでオーナー様に確認したところ快諾頂けましたので、今回写真のような物を取り付けるに至りました。
ひとまずめでたしです。
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ない物をないと証明することは難しいと言われていますが、このような状況に陥った時に本当にその通りだと感じます。
もしかしたらあと少しだけ探したら見付かったかもしれないし、実際「別の誰かが探したらすぐに見付かった」なんてことも過去にありました。
でも本当にないかもしれない。
でもそれを証明することはできない。
でもいつまでも一つのことに時間を掛けてるわけにもいかないのだから、どこかで何かしらの判断をしなければなりません。
その判断を出すタイミングというのは経験によって精度が増すものだと思いますから、これからも精進して、クオリティとスピードの両立を目指していきたいものです。
おしまい。
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