室内修繕 施工事例

【施工事例】床鳴り補修

こんにちは。

ビルドクラスタの大村です。

ホラー映画なんかを観ていると古い館なんかが出てきて、登場人物が歩く度にギシギシと床が鳴り響き、僕達鑑賞者の不安な気持ちを煽ってくるのを見たことがあると思います。
ホラー映画を観るとトイレに行けなくなるからあんまり観ないようにしてる純粋で無垢でいたいけな僕でも想像が付くのですから、映画には明るくないというあなたもきっとご存じなのではないでしょうか(明るかったらなおのこと)。

どうして床がギシギシ鳴るのかというと、例えばですが、地震などの大きな衝撃によって拘束から解放され床(木材)が遊び始めたりします。
そりゃあもう奴ら大いにハシャいだりするわけですが、歩く度にそいつをムギュッと踏み潰すと、その拍子に他の木材君と擦れ合い、二人で一緒になってキャッキャッと楽しそうな声を上げるのです。

木はひとりでには鳴きません。
何かと干渉し、擦れることによって音が鳴ります。

ひとりでは奏でられない、まるでアンサンブルですね。

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擦れると音が鳴る、とはつまり、(木材が)動いたときに音が鳴るとも言えます。
それならば動かないように押さえつけてやればいい。

今回はビスを1本打ち込めば事足りる、比較的軽微な床鳴りでした。
それでも、上がり框との境を見ると床が沈んだのが一目瞭然ですが、それだけ遊びがあったということですね。
これで擦れが生じないので、晴れて音も鳴らない。

あとはこのビス跡に詰め物を詰め込んで、詰め込んだ詰め物に木目を描いてやると綺麗に仕上がるわけですが、簡単なようで美的センスが大いに問われる、絵心のない僕にとっては大変難しい作業になります。
それでもひとまずは探さなければ見付からない程度には描けるようになったので、やっぱり日々精進ですね。

理想は当然「探しても見付からない」です。

絵でも学ぼうかしら。

なんて。

おしまい。

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